音楽活劇『SHIRANAMI』新国立劇場 中劇場、初日
昨夜のことになりますが、音楽活劇『SHIRANAMI』、初日に行ってきました。年が明けて公私共にバタバタしており、初日の実感や心の準備がないままの観劇でしたが、ネタバレしない程度の観劇記録を残しておきます。
SHIRANAMI って、ざっくり、こんなお芝居
歌舞伎演目『弁天娘女男白浪』で有名な原作『青砥稿花紅彩画』が原案。幕末の動乱を駆け抜けた五人の盗っ人たちの生き様を描いた『白浪五人男』を題材にした、全く新しい音楽活劇です!
出演者には、早乙女太一、龍 真咲(元宝塚歌劇団・月組トップスター)、伊礼彼方、喜矢武 豊(ゴールデンボンバー)、松尾貴史等、役者だけでなく、ミュージシャン、ダンサーが集結。
今までに見たことがない、殺陣、ダンス、生演奏、映像、さまざまな手法で魅せるエンターテイメント性の高い舞台にご期待ください!!Introduction | 音楽活劇「SHIRANAMI」 <オフィシャルHP>
要素がめっちゃくちゃ多い
とにかくたくさん詰め込みました! というみっちりエンターテイメント。詰まり過ぎてて混乱する人もいると思う(笑)。何目当てで観に来たかで感想も大きく変わりそうって思いました。
SHIRANAMI 初日、とりあえずおもしろかった以上の感想が思いつかない😌
— 夜日布まみと (@yahishigimamito) 2019年1月11日
のひとことに尽きるんですけど、今の自分の気持ちを表現する語彙がない。いつも語彙がなくなるときって、胸いっぱいで言葉が出ないって状態なんだけど、今回はそれとも違う。この気持ちに名前が付けられない、なんだか混乱している(笑)。
不思議なもの観たって気持ちは強いw
— 夜日布まみと (@yahishigimamito) 2019年1月11日
いやホント、おもしろかったという言葉以外にどんな言葉を用意すればいいのか、この不思議なものを観た感をどう表現すればいいのか。決して手放しで最高だったという気持ちでないのは確かなのだけど、普通におもしろかったのは事実だし、いったいこのもやもやした気持ちはなんなんだ、という戸惑いがすごい(笑)。
千穐楽まで数回観に行く予定なので、自分の気持ちの変化も含めて味わっていきたいと思います。
個人的なオススメキャスト
みなさんお目当てがあって観劇すると思いますが、私が好きなキャストさんについて書いておきたいと思います。感想というより、単なる私のお気持ちです。
劇団BRATSの皆さんの躍動感
SHIRANAMIのバックを固めるアンサンブルキャストさん達のアクションやダンスも大きな見どころなのですが、その中でも私は劇団BRATSの皆さんが大好きです。さらにその中でも特に好きなのが、安田桃太郎さん、熊倉功さん、南誉士広さん。
アンサンブルさんを見分けるのは難しいですが、安田桃太郎さんに関しては配役的にも見せ場的にも目立つ立ち位置ですし、主演級と一騎打ちする場面などもあるので、はじめて目にする方でもすぐに「あの人か!」ってわかると思います。キレッキレの動きと眼力がすごいなので、ぜひ注目してみてください!
ちなみに、初日は南さんが体調不良で休演なさったので、心配。早く回復なさいますように…。そしてそんな状況に対しても、メンバーの愛を感じられるところがBRATSのいいところ…。
早乙女太一くんの座長力
私は早乙女太一くんを推しているので、太一くんの魅力を知ってくれる人がひとりでも増えればうれしいな、以上の気持ちはないんですけど、あえて言うなら座長力を感じてほしい。
女形の美しさとか殺陣の迫力など持ち前の芸については、とにかく見てもらえればわかると思う。それ以上に、あのひたすらにエンターテイメントを詰め込まれた要素てんこもり状態の一座でナチュラルに座長を務めている感じを味わってほしいなぁと思います。
いや、つまり本当に「推しをよろしくお願いします」でしかないんですけど、はい(笑)。
今回の現場からは以上です!!