『メタルマクベス Disc3』 IHIステージアラウンド東京、初日
思いのほかハマったDisc2の総括も終わっていないというのに、バタバタしているうち、あっという間にDisc3初日ですよ。早いですね。というわけで2日前のことになりますが、行ってきました、Disc3初日。ネタバレしてないつもりの記録を残します。
シリーズ通して集めてるピック型キーホルダー、Disc3は緑。この他にリストバンドとタオル系を買いましたね。Disc1はマフラータオル、Disc2はバンダナ、Disc3はハンドタオル。髑髏城のハンドタオルで溢れかえる私の引き出しに、Disc3の緑が加わるわけですね。アツイ。
Disc1、Disc2初日の感想はそれぞれ以下にありますので、気になる方は合わせてどうぞ。
ざっくり感想
テンポや説明描写の違い
Disc1・Disc2とのいちばんの違いは、テンポかなーと思います。
わかりやすさが考慮されてるなーというのは感じたのと、とにかくテンポあげてこ精神を感じた。
— 夜日布まみと (@yahishigimamito) 2018年11月9日
かなりの箇所でSEが増えていたり、セリフやプロジェクションによる説明描写が増えていたり、小道具を使った芝居で具体的な伏線を張っていたり、今まで想像で補完させられていた部分に具体的な解釈が与えられたと言ってもいい。
だから初見の人にもわかりやすい仕様になっていると思うし、細かいことにこだわらず流れに身を任せていればいい、という感じに仕上がってるんじゃないかな。知らんけど。
これは結構好みが分かれるところかなーって個人的には思っていて。私は余白や余韻や溜めのある芝居が好きなので、あんまり盛り盛りで差し出されるとおなかいっぱいになってしまって、おかわりはいいかなってなるタイプ。自分のおくちでごりごり噛んで食べるスタイルでないと、味がよくわからなくなっちゃうタイプでもある。
でもDisc3のアレンジを「喉越しよくて食べやすい!」って思う気持ちはよくわかる。完成度としては高いのだし、完全栄養食がフルコースで出てくる感じがあるのだし、幅広くウケそうなのがすごくよく理解できる。むしろそっちが普通なのかもしれない。知らんけど。
Jr.の解釈が新しカワイイ
高杉真宙くんのレスポールJr.が新しかったねぇ。詳しく書きすぎるとネタバレになっちゃうのだけど、初演から数えて4人目のJr.にして、はじめての感じを打ち出してきた。
真宙くんのso longがESP+フェルナンデスの総力戦だったのが1番心に残っております☺️
— 夜日布まみと (@yahishigimamito) 2018年11月9日
まだ年若いJr.をESP軍+フェルナンデス軍が力強く押し上げている様子にDisc3カンパニーの温かさを重ねてしまい、心が震えてしまった。Disc3のso long、めちゃくちゃ好き。明けない夜は長いかもしれないけど、明けない夜はない。心からそんな気持ちにさせてもらえる。
いろいろ好みはありましょうが、私はDisc3のJr.とso longが大好きだよー♡
なんだかんだでクドカンが好き
箸が転んでも涙する私がDisc3初日で泣いたのはどのシーンかと言うと、実は珍しく本編中で一度も泣いてなかったりする。
じゃあどこかって言うと、はじまる前にパンフレットを読んでいたときだったりする。
とにかくパンフのクドカンコメントで泣いた。やっぱり夜の字はクドカン好き。
— 夜日布まみと (@yahishigimamito) 2018年11月9日
パンフの最初のほうにね、クドカンのコメントといのうえさんのコメントが見開きで載っているのだけどね、クドカンのコメントを読んでね、私はほろほろと泣けてしまったのです。クドカンもメタルマクベスが好きなんだなぁ、よかったなぁ、私も好きだよ、ありがとうね、ありがとうね。
劇場にお運びの方は是非パンフレットをお求めのうえ、クドカンのコメントを読んであげてください。また初演から順繰り観返したくなること必至。ステアラメタマクを映像で観られるのはいつ頃かなぁ…。
現場からは以上です。